ブラジル

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(データ時間 14:00 / データ取得 2025-08-28 10:45)

ブラジルの季節イベントと気候

ブラジルは南半球に位置し、日本とは季節が逆になります。以下では日本の四季名称と対応する月ごとに、現地の気候特徴と主なイベント・文化を解説します。

春(3月〜5月)

気候の特徴

  • 夏の高温多湿から徐々に涼しくなる移行期
  • 北部アマゾンでは雨季の終盤、降水量は徐々に減少
  • 南部では昼夜の寒暖差が大きくなる

主なイベント・文化

イベント 内容・気候との関係
3月 カルナヴァル(移動祝日) 2月末~3月初旬に開催。熱帯夜の暑さの中でパレードや音楽が盛り上がる。
4月 セマナサンタ(復活祭) キリスト教行事。都市部では宗教行列が行われ、雨季後半の涼しい気候が適度。
4月 ティラデンチスの日(4/21) 共和国の英雄を称える祝日。南部では秋の訪れを感じる爽やかな気候。
5月 労働者の日(5/1) 全国で祝日。乾季の始まりにあわせた野外イベントやフェスタドジーニョが催される。

夏(6月〜8月)

気候の特徴

  • 南半球の冬にあたり、南部は涼しく乾燥する
  • 北東部の乾季は快晴の日が多く、降水量がほぼ皆無
  • アマゾン地域は乾期に入り、湿度が下がり観光に適する

主なイベント・文化

イベント 内容・気候との関係
6月 フェスタジュニーナ(6月祭) 冬の涼しさの中で焚き火や伝統ダンス。乾燥した夜を暖かく楽しむ。
6月 サン・ジョアン祭(6/24) 聖ヨハネを祝う祭り。南東部では夕方以降の冷え込みが心地よい。
7月 学校の冬休み 家族旅行や山岳地帯への避暑(夏休みと呼ぶが、実際は冬の涼しさを楽しむ)。
8月 父の日(第2日曜) 室内外での家族イベント。冬晴れの日には公園でのバーベキューが人気。

秋(9月〜11月)

気候の特徴

  • 春の訪れで気温上昇、日中は20〜30℃前後に
  • 南部や高地で桜やジャカランダの開花が見られる
  • 北部アマゾン雨季の始まりで降水量が増加

主なイベント・文化

イベント 内容・気候との関係
9月 独立記念日(9/7) 全国的に祝賀行事。晴天率が高く、街頭パレードや花火が映える。
10月 アパレシーダの聖母の日(10/12) ブラジル最大のカトリック行事。高地では春風の中で巡礼が行われる。
11月 共和国宣言記念日(11/15) 軍事パレードや市民祝賀。雨季入り前の穏やかな気候で屋外観覧に適す。

冬(12月〜2月)

気候の特徴

  • 南半球の夏にあたり、高温多湿・スコールが頻発
  • コースト沿いでは熱帯低気圧やサイクロンの影響を受けやすい
  • アマゾンでは乾季後半に入り、森火災リスクが高まる

主なイベント・文化

イベント 内容・気候との関係
12月 クリスマス(12/25) イルミネーションや屋外マーケット。夜間でも高温のため軽装で楽しむ。
12月 年越し(レヴェイヨン) ビーチでのカウントダウン。波打ち際での花火とスコールの豪雨が同時に訪れることも。
1月 学校の夏休み 家族旅行がピーク。高温多湿のリオや北部リゾート地でのレジャー需要が増加。
2月 カルナヴァル(移動祝日) 熱帯夜の中、全国主要都市で夜通しパレードや音楽イベントが続く。
2月 イエマンジャ祭(2/2) 海の守護聖母を祝う。沿岸は満潮・嵐の影響を受けやすいが、参加者は雨具を携行。

季節イベントと気候の関係まとめ

季節 気候の特徴 主なイベント例
高温多湿から涼季への移行、降水量減少 カルナヴァル、セマナサンタ、ティラデンチスの日、労働者の日
冬の涼しさ・乾燥、北東部は快晴 フェスタジュニーナ、サン・ジョアン祭、学校休暇、父の日
気温上昇・雨季入り初期 独立記念日、アパレシーダの聖母の日、共和国宣言記念日
高温多湿・スコール頻発 クリスマス、年越し、学校夏休み、カルナヴァル、イエマンジャ祭

補足

  • 地域差が大きく、北部アマゾン・北東部・南部では気候帯や降水パターンが異なる
  • 祝日や宗教行事は移動祝日が多く、年によって開催月が前後する
  • 夏季(日本の冬)はブラジルの高温多湿期で、熱中症やスコール対策が必要

ブラジルの多様な気候と豊かな文化行事は、地域ごとの特色を強く反映しています。

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