グアテマラ

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(データ時間 14:00 / データ取得 2025-09-20 11:15)

グアテマラの季節イベントと気候

グアテマラでは乾季(12月~4月)と雨季(5月~11月)が明瞭であり、気候変化に合わせた宗教行事や伝統祭が古くから根付いています。以下に季節ごとに、主なイベントと気候の特徴を紹介します。

春(3月〜5月)

気候の特徴

  • 乾季末期から雨季入り直前
  • 3月:日中は暑く、夜は涼しい
  • 4〜5月:午後にスコール(雷雨)が増加
  • 平均気温:20〜30℃

主なイベント・文化

イベント 内容・気候との関係
3月 セマナサンタ(聖週間) 乾季末期の晴天が多い時期に、大規模な宗教行列やカーペット(装飾砂絵)が屋外で行われる。
4月 イースター(復活祭) 聖週間直後に続く祝日。午後のスコールを避けて午前中にミサやパレードが集中する。
5月 労働の日(Día del Trabajo) 5月1日の祝日。雨季の兆しが始まり、昼間は晴れるが午後に雷雨となることが多い中、各地でパレードや集会が開かれる。

夏(6月〜8月)

気候の特徴

  • 雨季真っ盛り
  • 日中から夕方にかけて激しいスコールや雷雨が頻発
  • 湿度80%超、平均気温22〜28℃

主なイベント・文化

イベント 内容・気候との関係
6月 サンフアンの日(Día de San Juan, 6/24) 雨季の初期で緑が豊かな時期。村ごとに水辺での祝祭や宗教行列が行われるが、午後の雨を考慮して午前中心に催行される。
7月 聖ヤコブ祭(フィエスタ・デ・サンティアゴ, 7/25) 湖畔の町などで開催。スコールの合間を縫って屋外行事が行われ、雨具や屋根付き桟敷が用意されることが多い。
8月 聖母被昇天祭(Asunción de la Virgen, 8/15) 国中の教会でミサや行列が催される。豪雨の日もあるが、屋内行事が中心となるか、雨具着用で参加する。

秋(9月〜11月)

気候の特徴

  • 雨季終盤から乾季移行期
  • 9月は依然として豪雨の可能性あり
  • 10〜11月は降水量が減り、晴天が増加
  • 平均気温20〜27℃

主なイベント・文化

イベント 内容・気候との関係
9月 独立記念日(Día de la Independencia, 9/15) 雨季終盤で時折豪雨だが、午前中中心に首都グアテマラ市や各地でパレードや打ち上げ花火が行われる。
10月 グアテマラ市10月フェリア(Feria de Octubre) 降雨が減少し始めるため屋外遊園地や屋台が賑わう。夜間は比較的涼しく、野外コンサートも開催しやすい。
11月 死者の日(Día de los Muertos, 11/1–2) 乾季の始まり。早朝や夕方の澄んだ空気の中で墓参や巨大凧の祭り(サンパンゴ・グランデ・キテス)が催される。

冬(12月〜2月)

気候の特徴

  • 乾季の真っただ中
  • 日中は爽やか、夜間や早朝は冷え込む
  • 降水ほぼゼロ、平均気温18〜25℃

主なイベント・文化

イベント 内容・気候との関係
12月 クリスマス(Navidad) 晴天が多く、屋外でのイルミネーション見学や教会でのミサに最適。気温も穏やかで過ごしやすい。
1月 新年(Año Nuevo, 1/1) 乾燥した快晴の下、花火や音楽イベントが各地で開催される。夜は冷え込むため防寒が必要。
2月 カーニバル(Carnaval) 乾季末、暑さ控えめな中でカラフルなパレードや仮装行列が行われる。屋外中心だが午後のスコール心配なし。

季節イベントと気候の関係まとめ

季節 気候の特徴 主なイベント例
乾季末〜雨季入り、午後スコール増加 セマナサンタ/労働の日
雨季真っ盛り、高湿度・雷雨 サンフアンの日/聖ヤコブ祭
雨季終盤〜乾季移行、豪雨減少 独立記念日/死者の日
乾季、晴天・日中爽やか・夜冷え込む クリスマス/カーニバル

補足

  • 乾季と雨季の気候リズムが農耕暦と密接に結びつき、収穫祭や宗教行事が形成された
  • 植民地時代以来のカトリック行事が先住民の習俗と融合している
  • 伝統文化の多様性は地域ごとの気候条件にも影響を受けている

グアテマラの季節イベントは、気候条件と深く結びつきながら、人々の信仰や生活リズムを彩っています。

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