バミューダは大西洋の暖流に影響され、四季を通じて温暖な気候が特徴です。以下に季節ごとの気候と代表的なイベント・文化をまとめました。
春(3月〜5月)
気候の特徴
- 気温:平均15~22℃で徐々に暖かくなる
- 降水:春先は乾燥気味、4〜5月にかけてにわか雨が増加
- 特徴:湿度は中程度、晴天日が多く海風が心地よい
主なイベント・文化
月 |
イベント |
内容・気候との関係 |
4月 |
ホエールウォッチングシーズン開始 |
海が穏やかな日が多く、ザトウクジラなどの群れ観察に最適 |
5月 |
バミューダ・デイ(第月曜) |
パレードやスイミングレース。晴天のもとアウトドア活動が盛んになる |
5月 |
バミューダ・クラフトマーケット開幕 |
野外マーケット。暖かい気候で地元工芸品や食文化を楽しむ人々が集まる |
夏(6月〜8月)
気候の特徴
- 気温:平均25~30℃、湿度が高く蒸し暑い日もある
- 降水:通年の雨量がやや増加し、突然のスコールや雷雨が発生しやすい
- 特徴:ハリケーンシーズン(6〜11月)入り、熱帯低気圧に注意が必要
主なイベント・文化
月 |
イベント |
内容・気候との関係 |
6月 |
ジャマイカンスプラッシュ(音楽フェス) |
野外会場で開催。蒸し暑い気候ながら夕方以降は海風が吹き心地よい |
7月末〜8月初 |
カップマッチ(クリケット競技) |
地元2チームによる伝統の一戦。熱中症対策を講じつつスタジアム観戦 |
8月 |
ゴンベイ・パフォーマンス |
街中で開催される伝統舞踊。夕方の涼風を利用して踊りや音楽を楽しむ |
秋(9月〜11月)
気候の特徴
- 気温:平均20~26℃で徐々に過ごしやすくなる
- 降水:9月に降雨量が最多、10〜11月は乾燥期へ移行
- 特徴:ハリケーンリスクのピークが過ぎ、安定した気候に戻りつつある
主なイベント・文化
月 |
イベント |
内容・気候との関係 |
10月 |
バミューダ・フードフェスティバル |
野外フードブースが並ぶ。晴天日が多く、美味しいシーフードを堪能できる |
11月 |
バミューダ・マラソンウィークエンド(1月開催だが準備開始) |
レース準備や練習が始まる。涼しく走りやすい気候を活かし市内コースを走る |
冬(12月〜2月)
気候の特徴
- 気温:平均13~20℃で比較的温暖だが冷え込む日もある
- 降水:冬季はにわか雨が少なく、穏やかな晴天が多い
- 特徴:乾燥しやすく、クリスマスシーズンのイルミネーションが映える
主なイベント・文化
月 |
イベント |
内容・気候との関係 |
12月 |
ボート・パレード・オブ・ライツ |
クリスマスイルミネーションを施したボートが港を巡航。穏やかな海風の中で華やかに彩られる |
1月 |
バミューダ・マラソンウィークエンド |
マラソンやハーフマラソンが開催。涼しい朝の気候がランナーに好適 |
2月 |
バレンタイン・ディナークルーズ |
温暖な夜風の中でロマンチックなクルーズ。屋外デッキでの食事が楽しめる |
季節イベントと気候の関係まとめ
季節 |
気候の特徴 |
主なイベント例 |
春 |
平均15~22℃、乾燥期からにわか雨増加 |
ホエールウォッチング、バミューダ・デイ |
夏 |
平均25~30℃、湿度高、スコールや雷雨 |
カップマッチ、ゴンベイ |
秋 |
平均20~26℃、9月多雨、10〜11月に乾燥 |
フードフェスティバル、マラソン準備 |
冬 |
平均13~20℃、乾燥し晴天多め |
ボート・パレード、マラソン |
補足
- 島国特有の海洋性気候により、季節の気温差は小さく安定している
- ハリケーンシーズン中は気象情報の確認が旅行プランで必須となる
- 観光シーズンに合わせて各種フェスティバルや伝統行事が開催され、気候を活かした屋外アクティビティが豊富
- 温暖な気候はマリンスポーツやウォーキングなど通年で楽しめる
バミューダの気候とイベントの関係を把握し、快適で思い出深い滞在計画にお役立てください。