トーゴ

マンゴの現在の天気

雷を伴う中程度または激しい雨
28.7°C83.6°F
  • 現在の気温: 28.7°C83.6°F
  • 現在の体感温度: 33.6°C92.6°F
  • 現在の湿度: 79%
  • 最低気温/最高気温: 22.2°C72°F / 30.3°C86.5°F
  • 風速: 5.4km/h
  • 風向き: 北東から
(データ時間 11:00 / データ取得 2025-09-08 10:00)

トーゴの季節イベントと気候

トーゴでは、赤道直下に近いため年間を通じて高温多湿であり、雨季と乾季が交互に訪れます。以下に、四季ごとの気候の特徴と主な季節イベントを紹介します。

春(3月〜5月)

気候の特徴

  • 気温:日中は30℃前後、夜間も20℃以上で高温が続く
  • 降水:3月後半から雨量が増え始め、4〜5月は南部を中心に本格的な長雨季
  • 特徴:湿度が上昇し、植物の緑が濃くなる

主なイベント・文化

イベント 内容・気候との関係
3月 復活祭(キリスト教) 乾季明けの穏やかな気候の下、教会行事や家族集会が盛んに行われる。
4月 独立記念日(4月27日) 雨季入り直前の比較的安定した天候の中、パレードや式典が開催される。
5月 エヴァラ祭(Evala、けんか相撲祭り) 北部カビエ州で行われる若者の通過儀礼。緑豊かな大地で伝統競技が展開される。

夏(6月〜8月)

気候の特徴

  • 気温:最高気温は35℃前後に達し、蒸し暑さが続く
  • 降水:6月〜7月にかけて南部で最も激しい雨季、局地的豪雨や洪水の恐れも
  • 特徴:熱帯低気圧や雷雨が発生しやすい

主なイベント・文化

イベント 内容・気候との関係
6月 アネホ霊祭(Anéhoの伝統行事) 海岸沿いの町アネホで開催。雨季入りでも屋外舞踊や音楽祭が行われる。
7月 ラマダン明け(イスラム教・イード・アル=フィトル) 終期の豪雨と重なる年もあり、屋内での礼拝や家族行事が増える。
8月 聖母被昇天祭(カトリック) 高温多湿の中、教会でのミサと巡礼が行われ、乾季手前の晴天を祈願する。

秋(9月〜11月)

気候の特徴

  • 気温:依然として高温だが、湿度はやや低下
  • 降水:9月に短い二次的雨季、10月以降は乾季に向けて降水減少
  • 特徴:夕暮れ時には涼しい風が吹き始める

主なイベント・文化

イベント 内容・気候との関係
9月 イェンダ・ヤムフェスティバル(収穫祭) ヤムいもの収穫を祝う。穏やかな気候の下、村ごとの祭礼が賑わう。
10月 エウェ族アグベス(Eweの伝統舞踊祭) 伝統舞踊と音楽の祭典。乾季直前の比較的安定した天候で野外公演が盛んに開催される。
11月 国連の日(11月14日) 公共施設でのセレモニー。乾季入りで晴天が多く、式典が屋外で行われる。

冬(12月〜2月)

気候の特徴

  • 気温:日中30℃前後、夜間は15〜20℃と比較的過ごしやすい
  • 降水:ほぼ降雨なしの乾季、本格的なハルマッタン(乾いた北西風)が吹く
  • 特徴:空気が乾燥し、日中と夜間の気温差がやや大きくなる

主なイベント・文化

イベント 内容・気候との関係
12月 クリスマス(12月25日) 乾燥した晴天の下、教会ミサや家族行事が活気を帯びる。
1月 トーゴ・ヴードゥー祭(地域によって異なるが1月中旬頃) ハルマッタンの涼風の中、伝統的な呪術や踊りが行われる(地域差あり)。
2月 ロメ・カーニバル 首都ロメで開催。乾季の安定した晴天で仮装パレードや音楽イベントが展開される。

季節イベントと気候の関係まとめ

季節 気候の特徴 主なイベント例
高温多湿、長雨季の始まり 復活祭、独立記念日、エヴァラ祭
激しい雨季、高温多湿 アネホ霊祭、イード・アル=フィトル、聖母被昇天祭
二次雨季後の乾燥化、夕方の涼しさ増加 ヤムフェスティバル、エウェ舞踊祭、国連の日
ほぼ無雨の乾季、ハルマッタンによる乾燥風 クリスマス、トーゴ・ヴードゥー祭、ロメ・カーニバル

補足

  • トーゴの気候は南北で差が小さいが、南部の沿岸部は降雨量が多く、北部はやや乾燥しやすい
  • 雨季の時期は年によって前後しやすく、農作業や祭礼の日程に影響を与える
  • 伝統行事は地域ごとに多様で、同じ季節でも開催時期や内容が異なる場合がある
  • ハルマッタンは冬季の風物詩で、砂塵や乾燥で健康管理に注意が必要

トーゴの季節イベントは気候と深く結びつき、農耕や宗教、伝統文化が一年のリズムを形作っています。

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