
フィジーの現在時刻
フィジーの時間に関する文化
フィジーの時間に関する文化
フィジー標準時(FJT・UTC+12)を採用
フィジーはフィジー標準時(FJT・UTC+12)を使用しており、夏季にはサマータイム(UTC+13)を導入する年もあります。ただし、政府の判断によって導入の有無が変わるため、年によって異なります。
「フィジータイム」というゆったりした時間感覚
フィジーでは「Fiji Time(フィジータイム)」という言葉が日常的に使われ、時間に追われずのんびりと過ごす文化が根付いています。遅刻は当たり前、という感覚が一般的です。
日中の強い日差しを避けて行動する
昼間の暑さを避けるために、朝や夕方に活動する人が多く、日中は休憩や昼寝の時間として使われることもあります。自然環境と共存した生活スタイルが形成されています。
フィジーの時間に関する価値観
人間関係重視の時間の使い方
約束の時間よりも「相手と過ごす時間の質」が重視される傾向があります。訪問時や集まりでは、少し遅れて到着しても温かく迎えられることが多いです。
急ぐことが美徳とはされない
効率や時間厳守よりも、落ち着いて丁寧に行動することが大切にされます。観光や仕事の場でも、あくまで「今できることを気楽にやる」という姿勢が好まれます。
礼拝や村の集まりにあわせて時間が流れる
特に村社会では、教会の礼拝や共同作業の時間が重要視されており、スケジュールはこれらの行事を中心に組み立てられることも多くあります。
フィジーに旅行・移住する上で外国人が知るべき時間に関すること
「時間通りに進まない」前提で行動を
バスの発車時刻、ツアーの開始、ローカルイベントなど、時間通りに始まらないことが普通です。スケジュールには余裕を持ち、気長に待つ姿勢が必要です。
サマータイムの有無に注意
フィジーではサマータイムの導入が年によって変わるため、訪問時には現地の時間制度を必ず確認しましょう。スマートフォンの自動設定だけでは対応できない場合もあります。
公共施設の営業は早めに終了することも
銀行や役所などは平日午後早めに閉まることが多く、週末は営業していない場合もあります。事務手続きなどは午前中に済ませるのが安心です。
フィジーの時間に関する面白い雑学
「フィジータイム」は観光キャンペーンにも使われる
のんびりした国民性を表す「フィジータイム」は、実際に観光客向けのスローガンにも使われており、「時間を忘れる旅」がウリになっています。
サマータイム実施は突然決まることもある
フィジー政府はサマータイムの実施を年ごとに判断しており、数か月前の発表で急に導入が決まるケースもあります。現地メディアの情報チェックが重要です。
島ごとに微妙に異なる時間感覚がある
本島(ビティレブ)と離島では、同じ時間でも行動リズムに差があることがあります。離島ほど「フィジータイム」が色濃く残り、さらにゆったりとした雰囲気が感じられます。